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2010年2月19日 (金)

横トリサポーターについて。

横浜トリエンナーレのサポーターの動きがおかしい。と、常々思っていた。
もちろん全てのサポーターではない。

わたしは一回目の横トリは業者として現場に入った。二回目は山野チームの施工スタッフ。

当然横トリのサポーターとの接点はあるし、仲良くなった人もいる。

ただ、わたしは、当時千葉県柏市から作業をするためだけに通っていたので、現場以外のところで何があったのかはほとんど知らない。

当然、大規模な展覧会だから、危険を伴う仕事、シビアな仕事、技術のいる仕事はわたしたちの仕事。
ボランティアさんは簡単にできる仕事で、安全な仕事をお願いしていたと思う。

ZAIMに入ってから、2008年の横トリサポーターのための詰め所というのがZAIMにできて、わたし自身はほとんど接点はなかったが、YCAPの原さんがとりまとめをしていたので、安心はしていた。

しかし、やはり、態度の悪い人というのは中にはいて、原さんも困り果てていたのを知っている。
原さんは急逝したが、亡くなる一週間前にサポーターさんの取りまとめにかなり苦労をしているというお話はしていた。

ちょうどわたしが取りまとめをしていたZAIM FESTAの直前に原さんは亡くなった。
ZAIMで何かしようとするときに、率先して手伝ってくださる方というのはだいたい決まっていて、その中で原さんの急逝はかなりの痛手だった。

それまで、連絡係だった原さんが亡くなり、YCAPのやりたいことの連絡を一時誰ととったらよいのかわからなくなった。原さん亡き後の後処理に奔走していた川崎さんが「彼のやりたかったことを調べて全部やろう。」と言って、連絡先を教えてくれた。

しかし、連絡係とはパンフの入稿ぎりぎりまで待ったが連絡がとれなかった。

音の問題、動線の問題があって、ZAIMのような様々な人たちが一度に何かやるというのは、相当気を使わないと、それぞれがやりたいことができない。

しかし、横トリサポーターのとりまとめ役がいなくなったあと、彼らは、突発的にいろんなことをやり始めて、現場が一時混乱してしまった。

AAPAのパフォーマンス中にも大声で話をして、「静かにしてください。」と言ってもやめなかった。
逆に、「なによ。」と集団で睨みつけられた。

ZAIMの会議の中では、サポーターはアーティストをサポートするものではないのか?邪魔をしにきているのでは?という話もあった。

このサポーターの組織の方たちが主催したシンポジウムに行ったことがあるが、公の場で、2005年の横トリはおもしろかったけど、2008年の横トリのサポーターをしてもつまらなかった。といううらみ節を唱える始末。

現在、横トリ市民アーカイブというものが結成され、ZAIMの別館で活動をしている。
何をアーカイブしようとしているかというと、2005年の横浜トリエンナーレの4人のキュレーターが置いていった書物、全国から集めたカタログなどだ。

彼らは横浜市にこれを保存するために活動場所と予算をつけてくれと言って活動している。

横浜市が、その組織を設置すると説明をしにきたとき、
「しっかりしたアーカイブを作ってほしい。サポーターの中には態度も悪い人もいるので、きちんと調整してほしい。」と言ったら、「しっかりやります。」と言っていた。

しかし、わたしはもう一度、そのアーカイブしようとしているものが、誰の所有物であるとか、本当に市が税金を出して保存しなければならないものなのか、きちんと市民に公開して検討しなおすべきだと思っている。

まず、原さんのやりたいことがこれだったとは思えない。
原さんはほんとにサポートの人だったから。

サポートというのはお手伝いであって、相手が手伝わなくていいよ。ということは、サポートしなくてよいと思う。
もちろん手伝ってもらう側も気持ちよく手伝ってもらうことが必要だし、サポートする側とサポートされる側というのは、自立した関係でなければならないと思う。

目の前にあるお手伝いだけ。何も期待してはならないと思う。
見返りを求めてはならないのだ。

「手伝ってるのに何もしてくれない。」「手伝ってるんだからそれをもらう権利がある。」という道理は通らないと思う。

お手伝いして相手が喜んでくれた。それだけでサポートの甲斐はあるはず。

「何もしてくれない。」と思い続けるのは非常に不幸なことで、「自分が何をしたか。」が重要だと思う。


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